コラム2021/08/03
相続した戸建てを不動産売却する流れは?売却方法も解説
■相続戸建てを不動産売却する方法|仲介と買取について
相続戸建てを不動産売却する方法は「仲介」と「買取」のふたつの方法があります。
仲介とは不動産会社と仲介契約を結び、不動産会社の仲介(宣伝活動や契約サポートなど)を受けて買主を探す方法です。
売買契約は仲介により見つけた買主と結びます。
不動産会社が相続戸建ての売買を契約や宣伝などの面からサポートする売却方法が仲介です。
買取とは不動産会社と仲介契約を結ぶのではなく売買契約を結ぶ方法になります。
仲介では不動産会社は相続戸建て売却のサポートをしますが、買取では売買の当事者です。
不動産会社が買主として相続戸建てを買う方法が不動産買取という方法になります。
仲介は売主の出す条件で買ってくれる買主を探せるため、高値売却を期待できるというメリットがあります。
しかし、売却価格が相場よりあまりに高額であったり、相続戸建ての劣化が酷かったりすると、買主が見つからない可能性もあるのです。
買取は仲介よりやや相場が下がる傾向にあります。
反面、買主が不動産会社になるため、仲介では売却しにくい訳アリ物件や老朽化が進んだ相続戸建てなども売却できる可能性があるのです。
■相続戸建てを買取や仲介で不動産売却するときの流れ
相続戸建てを買取や仲介で不動産売却するときは、売却方法によって流れが違います。
・仲介による相続戸建て不動産売却の流れ
仲介による相続戸建ての不動産売却は、まずは不動産会社に相談するところからスタートします。
相談後に査定をして売却価格を決定し、不動産会社の宣伝や広告(売却活動)により買主探しをするという流れです。
買主が見つかったら交渉や内覧などを行い、買主が購入を決めたら売買契約を結びます。
あとは、買主に相続戸建てを引き渡し、買主から売却金を受け取るという流れです。
・買取による相続戸建て不動産売却の流れ
買取による相続戸建ての不動産売却も、不動産会社に相談して査定するという流れは基本的に同じです。
ただ、買取の場合は相続戸建ての買主を探す必要がないため、査定の後は不動産会社と売買契約を結んで売却という流れになります。
売却後は相続戸建てを不動産会社に引き渡し、売却金を受け取るという流れです。
■最後に
相続戸建てを不動産売却する方法には仲介と買取があります。
仲介と買取は相続戸建てを売却できるという点では同じですが、換金までの流れが違っているのです。
相続不動産の状態や短期で売却を完了したいかなど、ニーズに合わせて売却方法を決めるといいでしょう。
仲介と買取で悩んだら、相続不動産の売却に慣れた不動産会社に相談することをおすすめします。
相続戸建ての売却方法で悩んだらさっぽろ相続相談窓口 ワンストップ5へお気軽にご相談ください。